真南風日記

2009年04月02日

小浜島から今年のかちわり黒糖が届きます!

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小浜島は沖縄本島から400キロ南西に位置する八重山諸島の小さな島です。
石垣島と西表島の間に浮かび、昔から稲作が可能だったため稔り豊かな島として周囲から羨望され、現在も島の祭事と芸能が大切に継承されています。
NHKの「ちゅらさん」で一躍有名になり、現在は観光客でにぎわうようになりましたが、島の産業は今でもさとうきび栽培を中心に近年の畜産など農業が支えています。
小浜島の製糖工場は1962年に設立され、1971年の大干ばつに苦しんだことをきっかけに、74年竹富町の補助と公民館の出資で買収し、島民の財産となりました。
小浜島を含む、小さな製糖工場を持つ沖縄の離島の多くでは、今でもサトウキビを機械化せずに手刈りしています。なぜなら、沖縄本島や石垣島などの白糖の原料となる分蜜糖を製造する工場ではなく、「純黒糖」と呼ばれる含蜜糖を製造しているため、サトウキビ以外の雑草が混ざると酸化が早く、品質が低下してしまうから。
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サトウキビの糖度が低いと黒糖がうまく固まらないため、毎年の工場稼動は気温が下がりサトウキビの品質を見極めてからスタートします。そしていったん工場が動き出しサトウキビを刈りだしたら開業期間中ボイラーを炊き続け、刈り取られたサトウキビが絶え間なく持ち込まれてきます。サトウキビはすぐに酸化するので収穫したら直ちに製糖工場に持ち込まみます。
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コンベアに乗ってキビが搾られる
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搾られた糖蜜
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まるでラピュタの飛行船のようなレトロな人間味溢れる製糖工場は島の風景を象るサトウキビ畑とまさに一心同体、島の人たちの魂がこめれています。
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過去3年間常襲するようになった超大型台風の被害をくぐり抜け、今年も無事製糖期が終了しました。今年のかちわり黒糖は島風がもたらすミネラルの深みのある味わいに加えて、さらりとした上品な甘みに仕上がっています。

おっかけ5月より釜炊きで製品を仕上げている「粟国島のかちわり黒糖」も届きます。
「小浜島産かちわり黒糖」を一足早くご案内します!
今年の味、島ごとの味を食べ比べてお楽しみください。
posted by 真南風 at 17:22 | 加工品情報
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